ども、ヴォンです。
FXの自動売買ツールを探していると、EA(イーエー)・MAM(マム)・PAMM(パム)という言葉を聞くことは多いと思います。
しかし、この違いを明確に理解して投資できていない人もいるでしょう。
そこで今回は、この3つの違いとMAMについての解説を行いたいと思います。
MAMとは?
MAMとは、Multi Account Managerの略称です。
MAMMはマネージドアカウントと呼ばれる運用方法の1つで、トレーダーが行った発注指示が自分の口座に自動的に行われるという手法になっています。そのため、自分の口座に資金を入金しておけば、あとは任せておくだけでFXの運用を行うことができますし、実際のトレードの内容を見ることもできます。
PAMMとは?
PAMMとは、Percentage Allocation Management Moduleの略称です。
PAMMもマネージドアカウントの1つで、ユーザーが運営側に資金を出資してその取引で出た利益をユーザーで分配するという手法になっています。そのため、PAMMではトレーダーが行った取引手法を見ることができない場合が多くあります。
EAとは?
EAとは、自動売買システムのことです。
トレーダーではなく事前に組み込まれたロジックに従って機械がトレードを行うという方法です。EAはFX業界の中で世の中に最も溢れているツールだと言えます。
MAMのメリット
優秀なトレーダーだと高確率で勝てる
MAMの成績は実際にトレードするトレーダーの技術によって異なります。
そのため、優秀なトレーダーの行っているMAMを利用すれば、安定して収益を出すことができるでしょう。
MAMはトレーダーが行っている投資方法をユーザーにコピーしているだけなので、ユーザーが負ける時はトレーダーも損失を出しているということになります。トレーダーは自分の利益を出すために一生懸命考えて取引をした結果、ユーザーも利益を出すことができるので、優秀なトレーダーのMAMを選べば高確率で勝つことができるでしょう。
臨機応変なトレードを行ってくれる
MAMでの取引の場合、トレードを行うのはトレーダーなのでどんな相場の際でも臨機応変な取引を行うことができます。
システムが自動で行うEAの場合には、急な相場変動が起きた時にそれに合わせた取引を行うことができないので、大きな損失に繋がってしまうケースも多くあります。しかし、MAMの場合にはトレーダーが状況に合わせた利確や損切りを行うため、よりリスクを避けた運用が可能となります。
トレード内容を学ぶこともできる
マネージドアカウントには、MAMとPAMMの2つがあります。
MAMはトレーダーの取引内容を閲覧することができますし、PAMMはトレーダーの取引内容を見ることができません。
そのため、PAMMの場合であれば万が一損失が出てしまった時にもどうして損失に繋がってしまったのかを知ることができません。
しかし、MAMであればトレーダーがどのようにして利益を出しているのか、どうして損失を出しているのか、どちらも知ることができるので自分の裁量トレードをより発展させることが可能になります。まとめ
いかがでしたか?
FXの自動売買システムを探していると、MAMやPAMMを利用しているシステムを見ることがあると思います。
MAMの場合はトレーダーの力量によって全く勝率が異なりますので、しっかりと事前に見極めてから投資するか決める必要があります。
よいトレーダーのMAMに出会えれば利益を伸ばせる可能性もありますので、検証を行うようにしましょう。
信頼できるEAの見極め方
FX自動売買システムは世の中にたくさんありますが、その中には詐欺業者が無料提供・販売しているものもあります。
そのような詐欺の自動売買システムに引っかからないためには、詐欺の手口を理解して対処しておく必要があります。
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簡潔にまとめるのであれば『フォワードテスト・バックテストが存在している』に尽きます。
結局はキチンとした情報・データが公開されているかが重要になります。フォワードテストであれば【myfxbook】【MT4閲覧用口座】等で公開しているのがベストです。
バックテストであれば【3年以上】で、最大ドローダウン等にも着目してください。
両方が揃っている所が望ましいですが、探せばあります。
私の使用しているEAの【MT4閲覧用口座】です。
これまでにEA・サインツール・手法を含めたFX商材を10個以上利用してきましたが、キチンと公開している所は少ないです。
私が運用している画像を載せても良かったのですが、それでは信ぴょう性に欠けると判断して、運営元の口座を載せています。実際に現在の含み損や取引履歴を見ることが出来るので、気になる方は自分で見ることをオススメします。