ども、ヴォンです。
FXの手法の1つとして、「ナンピンマーチン」という取引方法があります。
EAにナンピンマーチンという手法が使われていることが多くあります。ナンピンマーチンに対しては、「しっかり稼げる」「リスクが高すぎる」という賛否両論の意見があります。そこで今回は、ナンピンマーチンについて詳しく解説していきます。
ナンピンマーチンとは?
ナンピンマーチンとは、正式にはナンピン・マーチンゲールという手法で「ナンピン」と「マーチンゲール」という2つの手法を合わせたものになっています。
ナンピンとは
ナンピンとは、自分が予測をしてエントリーした方向と逆に動いた時に、同じ方向のポジションを保有することを指します。
このような取引方法を行うことによって、より安い時に購入して利益が0になるタイミングを下げることができます。
しかし、そのまま逆行した場合には損失額が大きくなってしまうリスクもあります。
マーチンゲールとは
マーチンゲールとは、負けた時には掛け金の倍額を掛けていくというよくギャンブルで使われる手法です。
例えば、1000円をベットして負けた場合、次は2000円を投資し、それでも負けた場合には4000円をベットします。
負けが続いた場合には損失額が大きくなってしまいますが、1回の勝ちでそれまでの損失分を回収することができるので、利益を出しやすい方法と言われています。
ナンピンマーチンのメリット
勝率が高くなる
ナンピンマーチンを使った場合、より高い確率で勝つことができます。そのため、積極的に使う投資家も多いです。
また、EAの場合だとナンピンマーチンの方がより高い勝率や月利を提示することができるので、ナンピンマーチンを使ったロジックのEAが多いと言われています。
相場の変動が大きい時に大きな利益を出せる
ナンピンマーチンは、相場の変動幅が大きい時に利益を出せると言われています。
その際にはより大きな利益を獲得できる可能性が高いので、積極的に使う人は多いでしょう。
ナンピンマーチンのデメリット
負けた時の損失額が大きい
ナンピンマーチンで相場が逆行したまま進んでしまった場合には、かなり大きな損失額を出してしまう可能性が大いにあります。
そのため、急にロスカットに遭ってしまって資金をすべて溶かしてしまったという方も多いと思います。
ナンピンマーチンを使ったEAが短期的にはしっかり利益を出していたのに、長期的に見ると必ずどこかでロスカットに遭ってしまうというのはそれが原因となっています。
含み損を抱える時間が長い
ナンピンマーチンの場合、長時間含み損を抱えるケースがありますので、相場が反転するまで待つことができずに途中で決済をしてしまいます。
結果的にはプラスの利益を出せなくなってしまうということは多いようです。
資金力が必要になる
ナンピンマーチンの場合、ある程度資金がなければ含み損に耐えられずにロスカットに遭ってしまうケースがあります。
故に、ナンピンマーチンを使うEAの場合は比較的最低証拠金が高くなっていることが多くなっています。
資金力がある方は大丈夫だと思いますが、あまり投資できる資金がないという方の場合は避けた方がよい場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?
ナンピンマーチン法は多くの投資家によく使われているメジャーな方法ですし、EAに組み込まれているケースも多いです。
しかし、ナンピンマーチン法にはデメリットもありますので、しっかりとその手法の特徴を理解して取り組むことが必要になります。
ナンピンマーチンを使ったEAで取引を行う場合には、注意するようにしましょう。
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簡潔にまとめるのであれば『フォワードテスト・バックテストが存在している』に尽きます。
結局はキチンとした情報・データが公開されているかが重要になります。フォワードテストであれば【myfxbook】【MT4閲覧用口座】等で公開しているのがベストです。
バックテストであれば【3年以上】で、最大ドローダウン等にも着目してください。
両方が揃っている所が望ましいですが、探せばあります。
私の使用しているEAの【MT4閲覧用口座】です。
これまでにEA・サインツール・手法を含めたFX商材を10個以上利用してきましたが、キチンと公開している所は少ないです。
私が運用している画像を載せても良かったのですが、それでは信ぴょう性に欠けると判断して、運営元の口座を載せています。実際に現在の含み損や取引履歴を見ることが出来るので、気になる方は自分で見ることをオススメします。